希望の牧場 よしざわ

放牧場

2011.3.11東日本大震災
福島第一原発事故、放射能汚染
国からの殺処分指示に抗い
被曝した牛を生かし続ける牛飼い
の意味を問う・・

牛を生かし続ける、何のために!?

3.11東日本大震災から10年以上が過ぎました。
覚えていらっしゃいますか?
あの時、国からの殺処分命令に抗い、吉澤正巳が守った牛たちのことを。

牛たちは、今日も生きています。214頭(2022年7月現在)。
まだ?と驚かれた方、なぜ?と思われた方。
知らなかった、と言う方がいても、当然です。
吉澤は、あの日以来、毎日欠かさず、早朝、牛に餌をやり、
牛の餌をトラックで取りに出かけます。変わらぬ日々が、
牛の命が尽きるまで続きます。

なぜ、被曝して売れなくなった牛を生かすのか?
吉澤はこう言います。「俺は牛飼い、命をムダにはしない。
牛は、原発事故の生き証人、ここで生き続けることが、
原発の存在を問いかけ、命の大切さを訴えることになる」と。
もの言えぬ3.11原発事故の生き証人である牛たちとともに、
命の意味を問う日々の活動は皆様の支援が必要です。

牧場で生きる牛達の姿を是非見に来て、命の意味を一緒に考え、
心で感じて下さい。